無償譲渡物件の不動産マッチング支援サイト「みんなの0円物件®︎」 (https://zero.estate/) を運営する、0円都市開発合同会社(本社:北海道旭川市/代表社員:中村領、以下「当社」)は、不動産プラットフォーム「家いちば」を運営する、家いちば株式会社(本店:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤木哲也)と業務提携を締結致しますことを、お知らせいたします。(2022年9月1日締結)
背景および協定内容
当社は現在、大きな社会問題となっている空き家問題について、オンラインによる不動産の無償譲渡という手段を通して解決すべく、国内初の無償譲渡物件の不動産マッチング支援サイト「みんなの0円物件®️」を運営しております。
2019年7月に運営開始以降、掲載件数は全国より700件を数え、うち9割以上の物件が成約に至っております。従来の不動産取引では流通し得なかった物件が多く成約に至っており、不動産を処分したい人・新たに活用したい人の双方から喜ばれる、画期的なサービスを提供しています。
一方で、空き家等所有者の中には「先祖代々の土地建物を0円で贈与するのは忍びない」「少しでも良いから値段をつけて金銭負担を軽くさせてほしい」といった、売買による取引を望む声も見られました。
そこで今回、当社のグループ会社である、みん0不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:中村領)を通じ、不動産プラットフォーム「家いちば」を運営する、家いちば株式会社と業務提携を締結。
「家いちば」の代理パートナーとして活動し、売主の代わりに窓口となって商談対応を行うことで、売買による不動産取引をサポートします。空き家等所有者にとっては不動産処分の選択肢が増え、これまで流通しにくかった低利用不動産のさらなる流通推進を強化いたします。
家いちばについて
2015年にサイトオープンした「家いちば」では、売主と買主が直接商談のやり取りをする「セルフセル方式」を採用する点に大きな特徴があります。また郵便局や味噌工場といった、他の物件サイトでは見られないような不動産が売られており、そのユニークさが注目を集め数々のメディアにも取り上げられてきております。
令和4年度には、国土交通省による「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」として採択された空き家等低利用不動産流通推進協議会(そらりゅう)の代表理事として参画し、空き家等低利用不動産の流通推進をはかっています。
【家いちば事業の概要(2022年6月末集計)】
サービス開始日:2015年10月
掲載物件数(累計):2,329件
成約物件数:608件
延べ利用者数:4万3千人
取扱物件価格累計:204億円
当社(0円都市開発)について
代表者の実体験をもとに、2019年7月より不動産マッチングサイト「みんなの0円物件」を運営。これまでに累積で700件を超える「タダでも処分したい」不動産を取り扱ってまいりました。
令和2年度には、国土交通省「空き家対策の担い手強化・連携事業」に採択され、その取り組みの有効性検証をはかってきた他、これまでに全国で6自治体・9信用金庫との連携協定を締結。活力低下に悩む地域経済への、新たな起爆剤となる取り組みとして、顧客サービスの強化を進めています。
なお本業務提携の締結主体である「みん0不動産株式会社」(宅地建物取引業 東京都知事免許(3)第89152号)は、事業承継(M&A)により、2022年3月から0円都市開発合同会社の100%子会社として設立されています。
業務提携の協業初事例となる物件(北海道上富良野町)
北海道上富良野町にあり、結婚式や会合、宴会など地元で唯一、多くの人が集まれる会館として長く愛されてきた建物。昭和51年建築 木造2階建の「旧館」と、平成9年建築 鉄骨造2階建の「新館」で構成されておりますが、2棟は1階のロビーで繋がっていて、建物登記上は1棟の建物となっています。
1階の「大宴会場」は約300名収容で主に結婚披露宴に、2階の「中宴会場」は約150名収容で主に各種会合に利用されてきました。その他に、小宴会場や和室、着付け室、控室など様々な部屋があり、ピーク時には一度に700名もの収容を誇ったこともあります。それに対応できる厨房と設備もそのまま残っています。
令和2年6月に閉館、時代の流れにより一つの役目を終えた当館ですが、また新たな役割を担わせていただける方の手に渡り、再び建物に息吹きが与えられることを願っています。
本物件へのお申し込み、お問い合わせは「家いちば」よりお寄せください。
→「家いちば」サイトへのリンク